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最近のお知らせ

クリオン虹の基金

NPO法人クリオン虹の基金は、2013年7月28日、伊波敏男に支払われた「ハンセン病療養所入所者等にたいする補償金」によって創設されました。
クリオン虹の基金に賛同をいただき、皆様から寄せられた浄財は、クリオン虹の基金によって受け入れ、フィリピン共和国サンバリ基金財団によって管理され、フィリピン国立大学医学部レイテ分校(SHS)から推薦された、医学医療をはじめ、”人間として人間のお世話をすること”を志すアジアの学生の奨学金として活用されます。

クリオン虹の基金の活動報告については、総会終了後、事業報告、活動計画等を同ホームページ上に掲載します。

基金の設立

日本国のハンセン病者は、病名がハンセン病であるとの理由だけで、不幸にも「強制隔離」という無期懲役刑に処されました。

その法律は「らい予防法」と呼ばれ、判決の大義名分を「公衆衛生」に依拠し、病人たちの罪名は「ハンセン病」、刑期を「終世隔離」とされました。

人が人を辱め、多数者のために病人が棄(す)てられ、そして、その家族までいわれのない「汚名」の下で、人間としての、尊厳まで否定されました。

病人とその家族を絶望まで追いやった「らい予防法」は、ようやく1996年に廃止されました。

日本国は2001年、「らい予防法」に依拠した隔離政策の過ちを認め、ハンセン病罹患者とその遺族に謝罪をし、被害を受けた人たちに賠償することを決定しました。

人は誰でも生まれたときから、存在する意味を持たされます。
そして、誰もが公平で自由な夢を持ち、その実現へ向けて努力します。
しかし、病は時として、多くの苦しみと涙を人に与えます。

不安と肉体的苦痛や社会的挫折が、どのようなものであるかを、自分の身に経験した人々は、痛みや苦しみ、そして、悲しみを知る者です。

だからこそ、自分以外の人には、決して、同じ苦悩を体験させたくないと望んでおり、わたしもそのひとりです。
この基金は伊波敏男に支払われた「ハンセン病療養所入所者等にたいする補償金」によって創設されました。

なお、クリオン虹の基金に賛同をいただき、皆様から寄せられた浄財は、クリオン虹の基金によって受け入れ、フィリピン共和国サンバリ基金財団によって管理されます。

クリオン虹の基金は、フィリピン国立大学医学部レイテ分校(SHS)から推薦された、医学医療をはじめ、”人間として人間のお世話をすること”を志すアジアの学生の奨学金として活用されます。

医学は人間を苦悩と挫折に追いやるものと闘い続けてきました。
クリオン虹の基金から奨学金を受ける者は、何よりも人々の命を愛し、人間を苦しめる病気に立ち向かう勇気と情熱を持つ学生に付与されます。

平成23年10月24日

クリオン虹の基金の仕組み

この基金の目的に賛同する個人・団体から寄せられた浄財は、NPO法人クリオン虹の基金がお預かりし、フィリピン共和国サンバリ財団に送金され、 同財団によって運用管理され、 奨学金やその他の費用に支給されます。
奨学生の推薦と学業報告は、フィリピン国立大学レイテ分校から、基金の運用報告は、毎年度8月にサンバリ財団から報告書が届きます。
同報告書に基づく審議は、NPO法人クリオン虹の基金の総会で審議され、承認を受けた後に、長野県に報告されます。また、ホームページ上で公示されます。

クリオン虹の基金の仕組み図

2003年 伊波基金創立
2006年 任意団体伊波基金日本委員会設立
2013年 NPO法人クリオン虹の基金設立

フィリピン国立大学レイテ分校(SHS)

「レイテ分校の学生たちは皆『地域に貢献する』ということを一つの目標として、自分が将来どういう立場で地域や地域医療に関わっていくのかについて、とても務具体的なイメージを持っていた。彼らの医療に対する考えを聞いて医療は、『ただ病院で提供されるもの』ではなく、『地域の人々と共にあり、その中で行われていくもの』だということを感じました。機器・人が不足していて、選択肢が限られている環境の下、レイテ分校の学生は実習で様々な経験を積みながら、積極的に医療行為を行っていた。『思いやりの心をもつて、人が人をみること』と、いう医療の原点を学ぶことができました。 」

2012/08

フィリピン国立大学医学部レイテ分校(SHS)へのお問い合せ先

フィリピン国立大学医学部レイテ分校についてのお問い合わせは、以下にお願いします。

住   所 PhilipInesSevilla St. BaranggayLuntad, Palo,Leyte
電話&fax +63533233114 (事 務 局)
+63535249450 (学部長室)
◉Jusie Lydia J. Siega Sur Rn. Mhped (研修・訪問の連絡先)

階段式保健・医学修学システム

レィテ分校には、生まれ育った町村から推薦を受けた学生達が入学します。学費は自治体や個人・団体・個人からの 奨学金でまかなわれます。学生はまず、助産師資格のコミュニティ・ヘルスワーカーを目指します。月曜日〜木曜日は教室で学び、週の後半はグループ毎に、地域に出かけ、有資格者先輩の指導を受けながら、お産や保健指導、予防接種などのノウハウを実践的に学びます。2年でヘルスワーカーの国家試験を受け、さらに勉強を続けたい学生は、出身地域住民の承認と推薦によって、看護師コースに進みます。その後の保健婦、医師の勉学についても、階段式にステップアップしていくようになります。医師資格を取得するまで、10年近くの勉学期間が必要となります。フィリピン国立大学医学部レイテ分校(SHS)では1976年開校以来、100人を越える医師が育ち、その90%以上がフィリピン起用を国に残り、地域医療を支える役割を果たしています。

(山岡淳一郎/ 論座/ 2007/3)

SHSで学ぶ学生へのメッセージ

これまでの任意団体伊波基金は、より一層の社会的責任を果たす目的を明確にして、2013年8月、NPO法人クリオン虹の基金を設立しました。
この基金は、国の誤った政策によって被害を受けたハンセン病関係者へ賠償金が支払われ、伊波敏男が受けた賠償金によって設立され、2006年から任意団体伊波基金を設立して運営されてきました。この基金はフィリピン国立大学レイテ分(SHS)から推薦され、地域医療を志す学生に奨学金として支給されます。
基金はフィリピン共和国サンバリ財団によって運用管理されます。
これまで任意団体として活動してきた社会的責任を、より明確にするためにNPO法人クリオン虹の基金を設立しました。

A Message to Students Studying at SHS

Iha Foundation(voluntary group) has set up Culion Rainbow Fund(NPO) in August 2013, to make sure its purpose to be more responsible for the society.

In Japan, people suffening from Hansen’s disease were compulsorily segregated from society.It was the equivalent of ‘life imprisonmen’.Their demonstractable crime was being Hansen’s disease victims.It was a requirement under the law designed to prevent the spread of leprosy,the legislation being passed under the euphemistically named public health.The sufferers were not only victims of a hide disease but also of harsh treatment and prejudice which that law did everything to foster.In other words,they were oppressed under two layers of hardship.Furthermore,they were abandoned by society,deprived of thier human rights and dignity,and on top of that their families were stigmatized and disgraced.
At long,long last that iniquitous law was repealed in 1996.
The Japanese government acknowledged and apologized for the measures it had taken under that notorious law and it decided that it would pay compensation to those who had been its victims.
This fund was founded by Toshio Iha who was one of the recipients of that compensation program,the compensation money itself being the souce of the fund.From the money gathered,a scholaship will be granted to a student belonging to the School on Medicine at,a student recommended by the Leyte branch of the Philippines State University Medical School.
Illness bring us pain and tears.The more one suffers,the more one is susceptible to the grief of other people.Those who experience physical pain,spiritual anxienty and social failure tend to be those who are merciful to others.They are the last ones to allow others experience pain and tears.
Medical science fights against human suffering and misery.Let’s hope those students who will recieve a scholaship from the Iha fund will be those who are gifted with compassion and have the courage to fight passionately against those illnesses which still cause agony and misery.

2011/6/26