クリオン虹の基金支援者からのメッセージ
浄財を寄せて頂いたご芳名と皆さまからの心温まるメッセージです。
2012年度にいただいたメッセージ
竹内 茂人 様より
伊波さんとの出会いが、これまでの自分の生き方を根底から見つめ直す契機となりました。「クリオン虹の基金」の趣旨や仕組みに賛同します。国際的に基金がこれからの若い人たちに活用されることを望んでいます。
大場 隆子 様より
私が定期購読しております、月刊誌「致知」4月号で、伊波敏男氏の記事を目にして(この名前は)沖縄の人だと、まっさきに読みました。私は旧姓大城と申します。沖縄県今帰仁字謝名の出身です。
これは、知らなかったではすまされないという思いで一杯になり、伊波敏男氏の著作「花に逢はん」「ハンセン病を生きて」「ゆうなの花の季と」を一気に読みました。まず、知ること、そして、微力でも基金に参加させて頂けたらと思い申し込みます。
宮原 孝之 様より
伊波敏男先生の番組を見ました。世の中にはりっぱな方がいると思い、幸せな心になりれました。クリオン虹の基金に参加して、伊波先生とお話しできる機会があればと思うとわくわくします。
前田 富夫 様より
「花に逢はん」のテレビ番組を見ました。クリオン虹の基金のP.Cで検索して、私になにかできることといえば少額でも寄付することかと思い基金への参加を申し込みます。
2008年度にいただいたメッセージ
渡辺 忠幸 様より
妻広子が大病の手術を受け元気になりました。感謝をこめて基金へ参加いたします。
I.H 様より
伊波敏男様のご講演により、私のこれまでの人生における境遇が余りにも物心ともに恵まれ過ぎていることに改めて気づかされました。先生と私の生年の差はたった13年でありますが、時代背景が、人生における運命、境遇にこれほどの格差を生じさせたことに驚かされます。私の生年の経済白書では「もはや戦後ではない。」と記述され、高度経済成長とともに何不自由のない人生を歩んできました。改めて振り返ると、恵まれ過ぎた境遇に甘え、小さな不運に嘆き悲しみ不満を垂れてきたこと、また、あらゆる意味で人生に怠惰であった自分を恥ずかしく思います。
ハンセン病対策は、高度経済成長にも取り残され、21世紀に入りやっと一応の解決が図られたことを今回のご講演で初めて知らされました。人権行政に携わる者として恥ずべきことであると思います。
これらの贖罪のために、些少ではありますが、寄付させていただきますので、基金事業に役立てていただきたいと思います。
社会福祉法人 沖縄コロニー 理事長 金城 康博 様より
6月29日付の信濃毎日新聞「フィリピンの医療・看護学生支え」の記事を拝見しました。伊波さんの若々しいお姿と、卒業式での感動的な雰囲気が紙面を通して伝わってきました。今年度で、当法人も55周年を迎え、障害福祉サービスの事業移行、介護保険制度の改正等、慌ただしい日々が続いております。伊波さんのご活躍に感動を受けながら、当法人もこれからの荒波に負ける事無く、「利用者の幸せ、職員の幸せ、会社の幸せ」の実現に向けて邁進していきます。
伊波さんの今後の活躍と、当法人の55周年記念と致しまして、クリオン虹の基金への参加を申し込み致します。
N.U 様より
沖縄は梅雨の時期に入り、中北部のダムが満たされるのを期待しておりますが、お湿り程度の日々です。温暖化はここにも異変をもたらしているのでしょうか。
先日、メール有り難うございました。この度ハンセン病のことに関わる機会を得て、今までこの病についてあまりに無知であったことを大変恥ずかしく思っています。関連書籍や証言集などを読んでおりますが、今後も意識を深くして、微力ながらご協力して行きたいと思っています。
このホームページを見てすこしでも多くの方が協力して下さることを願っています。
真宗大谷派 今井山 聞善寺一同 様より
沖毎日の暮らしの中で、草や木の芽が伸び、太陽が輝き、雨、雪が降り、四季の移り変わりを感じているのでしょうか?当たり前に繰り返される暮らし。美しい天地自然は次々とくつがえされ、冷夏、冷害、地震と続き、見渡してみれば、人間の手で次々と自然を破壊し、地球の環境を汚染すると同時に人間の心の中まで冷たい風が吹いている現実ではないでしょうか。
今から、25年前に「これだけの(本堂)スペースがありながらお葬式と法事、聞法会だけにしか使えないとは……。」と環境問題、社会問題等身近なことをテーマに、住職である連れ合いとお寺を地域の人達と共に学び合う場を開いて来ました。
社会問題を考えていく中で、ハンセン病問題についても学び、伊波敏男さんと出会いました。伊波さんは厳しく辛いことを乗り越え、自分自身の歩みを確かなものとして生きた、その生き方に感銘を受け、私達も自分達の歩みを続けて行こうと思いました。人と人がつながり、助け合って生きることの大切さを感じました。
「平和と自由と平等のために、ネバーギブアップ!最後まで闘い続ける、それが生きがい、それを喜び、それが、限りない希望である」といつも熱く語っていた連れ合い。
あらゆるものを大切にする人間になるには……。どうしたら良いのか?社会の中で差別され、無視される少数者や弱者が平等に生きられる社会を願って生きる、生き方が仏教徒であること、その様な学びの場を展いて行くお寺でありたいと二人で語ってきました。しかし、2008年、2月に連れ合いが倒れました。
ここで、息子のメッセージを紹介します。「父が突然倒れてから一年が過ぎました。世間一般で云う植物状態にあるのですけれども、家族にしてみれば‘植物’と云う言葉はやっぱり心の奥底、深い深い場所にしまっておきたい、出来る事なら、忘れてしまいたい言葉です。そして、その先の事わいろいろ考えると……押し潰され発狂してしまいそうな時が私にはあります。そんな時、母や妹の力強い意志、周りの励ましに助けられています。いろんな気持ちを抱えながら父の介護を家族で行っています。」
今、連れ合いはねお寺で、社会のサービスを受けながら家族や地域の人達と穏やかに在宅介護で暮らしています。お寺に頂いた浄財の中から、少しですが、クリオン虹の基金に感謝の気持ちを込めて、協力させて頂きます。
今井 由三代
遠藤 正子 様より
クリオン虹の基金のお働きに感謝いたします。気持ちばかりですが、御用にお用い頂ければ幸いに存じます。
東京都葛飾福祉工場交友会 様より
東京都葛飾福祉工場従業員親睦を深める互助組織として、「交友会」が組織されています。今般、従来から存置されていた厚生資金の貸し付け規定を廃止したため、貸付基金残高の有効活用が議論となりました。議論にあたっては、交友会をはじめ、当工場で組織する幹部会で検討をすすめ、基金残高を従業員に還元するという手法ではなく、社会福祉法にのっとった「社会福祉法人」の従業員としての役割を改めて深く認識し、人として尊厳を守り、人として自由・平等を実現するという観点から、社会貢献ができる使途が相当と判断しました。また、付け加えるならば、今年が福祉工場設立35周年の節目にあたるため、再度、この時期、隣人愛に満ちた福祉人として生きていくことを確認する上からも、その思いを反映できる唯一の機会と認識しています。その結果、当法人との深いつながりや、貴団体の設立趣旨、実際の活動実績、今後の発展の可能性等を斟酌し、寄付先として妥当との結論に至りました。
今後とも、前途有用な学徒のために、本寄付が有効に活用され、国家による二度と人権を無視した行為が行われないよう、貴団体とも心を一つにして、真の福祉社会の構築に向けて、また、差別のない社会の実現に向けて努力していく所存です。。
交遊会会長 岡部 信之
医療法人五色会 かじまやークリニック 様より
平成19年5月20日付けの琉球新報を見て非常に驚き、感動しました。なぜなら、伊波敏男氏とは、我が国の障害者運動を共に展開してきた仲間であり、伊波氏が東京コロニーを去った後について、気にしていたからであります。ただ単に昔の仲間であるだけでなく、私共もJICAからの委託事業で「障害者自立支援コース」を1998年~2005年まで9回実施、アジア、アフリカ等の開発途上国18カ国から66名の研修員を受け入れ、実習を行ってきた経緯があることから、この様な素晴らしい運動をしていることを心から嬉しく思い、早速、当法人の理事会で新聞のコピーを配布し、法人として何らかのお手伝いをしたいと提案したところ、賛同を得られました。
しかしながら、社会福祉法人としてよりも、経営的に深いパートナー関係にある医療法人五色会理事長山城将進氏(院長)の経営するかじまやークリニックが適当と思い、相談したところ、快く協力するとの回答を頂きましたので、今回、クリオン虹の基金への参加を申し込みます。
社会福祉法人沖縄コロニー 理事長 金城 康博