11. ANGEL MAE BABOR からの手紙
11 エンジェエル マエ R. バボルモラル 2018年7月11日
サンバリ財団ならびに伊波敏男さま
奨学金を使わせていただけることに対して、皆さまと伊波さんに感謝いたします。私は2008年からSASFIのお世話になっています。
2009年に看護学科マニラ校を卒業式しました。奨学金のお陰で勉学に集中することができました。現在はフィリピン、ヴィサヤス七区ビンドイで、地方自治体で看護婦として働いています。毎月、家族にとって十分なお給料をいただいています。
ちなみに私は5月26日に、同じ看護学のクラスメイトであったロジェ・ブライアン・ビンドイ氏と結婚しました。幸せ真っ最中で、もうすぐ第一子が誕生する予定です。
健康科学で学んだので保健婦として、地域医療チームで医師や助産婦、バランゲイの医療関係者たちと共にビンドイ自治区の人々の健康管理に携わっています。
SASFIで学んだことはわたしの職業、将来、家族にも貢献しています。寛大なご支援を頂いたことに改めて御礼もうしあげます。看護婦として他の人々にお返しすることができるよう、また私たちの地域から出るであろう将来の奨学生のためにも一所懸命に働くことをお約束します。SASFIで何か御用があれば、いつでもお応えするつもりでいます。最後になりましたが、スマナ・バルアさんのお働きに対する感謝をよろしくお伝えください。