10. KRIZEL SINDO からの手紙
10 クリゼル・シンド・アルカトゥラ 2018年7月16日
伊波敏男さま
こんにちは、ご機嫌いかがですか?
私の人生を変えるような支援をして下さった方にお便りできることを幸いに思います。
サンバリ財団の奨学生にさせて頂き光栄です。私は2012年にご支援の下でUPM-SMSで学びはじめ、学士看護師を終了することができました。私ひとりだけでなく、家族も恩恵に与っています。家が貧しく、私は進学するのが無理な状況でした。しかし奨学金のおかげで夢が叶えられ、そして今日があります。
私はクリゼル・シンド・アルカトゥラ、27歳です。子どもが一人います。レイテ南、リマサワ島の生まれ育った地で働いていますが、地理的には孤立した未開発地域です。保健省の看護婦派遣プログラムを通して、6年間看護婦を続けています。
学んでいたころは厳しい毎日でしたが、今は何でもできます。
心から御礼もうしあげます。