12. DOLEORES CULLO からの手紙
12. ドロレス G.クロ 2018年7月20日
伊波敏男さま
奨学金を使わせて頂いたことに心からの感謝もうしあげます。8年前(2009-2010年)に奨学金で勉強させて頂いたおかげで、現在は私の地方自治体カピズ、シグマの健康推進プログラムで働いています。
貴方は公共医療関係の仕事につきたいと願っていた私の夢をかなえてくださった人々の一人です。ですから私はできるかぎりの公共医療サービスを提供することを心がけています。
さらに良い働きができるように、次年度は医学の勉強に進むつもりでおります。貴方様とご家族のご支援に感謝もうしあげます。
伊波敏男さま ドロレス G.クロ
ASFIと伊波敏男さんの御支援により、マニラ校の健康学科に学ぶことができました。奨学生となるために、筆記試験と面接がありました。先生方と学生たちから評価されました。毎月の奨学金の他に、書籍、衣服、小遣いもいただいた上に看護師試験の費用も賄っていただきました。
卒業後、私は西ヴィサヤ四区のシグマ・カピズ自治体に戻りました。保健省の配属地で看護婦として働き六年が経ちました。私自身にとっても、家族にとっても健康面・経済面ともに、家族の健康管理にも役立っています。
地域の人々に最高の奉仕ができるように努めています。全ての妊婦、新生児、大人の面倒を見ており、地域の全ての人々と関わる機会を与えられています。